ヨーグルトと食物繊維を摂る事によって起こるたくさんの良い事

プロバイオティクスとプレバイオティクスについて


はじめに

突然ですが、最近お腹の調子があまり良くありませんw

単純にアメリカ生活のストレスが原因なのかと思っていましたが、生活に慣れてからも今ひとつお腹の調子が良くないんですよね。

色々原因を考えてはいるんですが、やはり食事面の影響が一番大きいのではと感じています。

昨日の食事は朝はチーズ入りスクランブルエッグとパン、昼はマクドナルド、夜はチキンとサラダとライスでした。

日本にいた時の食事をふと思い出してみたんですが、僕は毎朝ヨーグルトを食べていたことを思い出しました。

そして野菜を食べる事も日本にいた時と比べて減りました。

原因を特定するのは難しいんですけど、ヨーグルトと野菜ってイメージ通りお腹の調子を良くしてくれてたんでは?と思い始めました。

今日はヨーグルトにまつわるプロバイオティクスと、食物繊維に関するプレバイオティスについての論文を調べてみたので記事にしたいと思います。

ヨーグルトと腸内細菌(乳酸菌)の歴史

腸内細菌がアンチエイジングに関係するという考えが、1908年にノーベル賞を受賞したイリア・メチニコフの「ヨーグルト不老長寿説」によって唱えられました。

メチニコフは「腸内細菌が産生するする腐敗物質が自家中毒を起こすことで老化が促進され、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内の腐敗菌の増殖を抑えて腸内環境を改善させる」という仮説を立てたそうです。

ヨーグルト不老長寿説から100年の経過を経て、分子生物学的手法の進歩により、dysbiosisすなわち腸内細菌叢の乱れは、免疫異常、アレルギー、動脈硬化、糖尿病、脂質異常、メタボリックシンドローム、うつなどの様々な病態と関連している事が明らかになってきました。

腸内細菌の乱れがここまで全身に影響を及ぼすことにびっくりしました。

僕も食事の乱れと、腸内細菌の乱れをなんとかしないと大変なことになるような気がしてきました。

腸内細菌叢の乱れを改善させるサプリメント

腸内環境を整えるサプリメントにはプロバイオティクスとプレバイオティクス、両者を合わせたシンバイオティクスというものがあります。

プロバイオティクスとは

プロバイオティクスとは人体に良い影響を与える微生物、またはそれを含む製品、食品のことを指します。

具体的には乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌などを含む食べ物やヨーグルトなど発酵乳がこれに相当します。

プレバイオティクスとは

プロバイオティクスに対し、プレバイオティクスとは大腸にいる人体に有益な微生物を増殖させる、あるいは人体に有害な微生物を減らすことにより人体に有益な効果をもたらす食品成分のことを指します。

具体的には、オリゴ糖類や抵抗性デンプン、食物繊維類などのことを指します。

プロバイオティクスの効果

人におけるプロバイオティクスの効果としては、整腸作用、感染症やアレルギー疾患の予防、皮膚への効果だけでなく、肥満、糖尿病、コレステロールの改善作用などが報告されています。

しかし、長期的な介入試験はほとんどなく、プロバイオティクス摂取が健康寿命を伸ばすというエビデンスは得られていないそうです。

プレバイオティクス(食物繊維の効果)

プレバイオティクスである食物繊維には、2型糖尿病発症リスク、心血管疾患や癌による死亡率を減少させる効果がある事がメタアナリシスにより明らかなにされているようです。

論文の筆者らによると、2型糖尿病の患者さんに水溶性食物繊維であるグアーガム(グアー豆から作られる今注目の食物繊維です)を摂取してもらい、6ヶ月間前向きに検討されました。

そうしたところLDLコレステロールと血管内皮機能が改善しており、水溶性食物繊維サプリメントの摂取による動脈硬化の改善効果が示唆されました。

18歳以上の日本人における平均食物繊維摂取量は15gを切っており、目標量の男性20g、女性18gを下回っており、筆者らも食物繊維が不足している現代人に対して食物繊維サプリメントの補充を提案しています。

まとめ

本日はプロバイオティクスとプレバイオティクスについての話でした。

結局、僕のお腹の調子がよくないのはヨーグルトを食べていないからなんでしょうか。

それとも野菜が足りていないことでの食物繊維の低下によるのが原因でしょうか。

原因ははっきりしませんが、僕も含め現代人に食物繊維が足りていない事は間違い無いようですね。

明日から食物繊維多めの食事とヨーグルトもたまに食べようと思いますw

食物繊維を取ることにより2型糖尿病、心血管疾患、癌の死亡率を下げると言われていますので、積極的にとった方が間違いなくいいですね。

食物繊維サプリメントも数多く出ているので、是非試してみてくださいね!

参考文献:
中島 考哉.アンチエイジングに欠かせないサプリメント療法~元気で長生きするために~ .アンチエイジング医学 2018;14(6):783-789