運動パフォーマンスがコエンザイムQ10によって上がる

コエンザイムQ10と運動との関係と安全性について


はじめに

本日もコエンザイムQ10に関しての記事について書きたいと思います。

前回はコエンザイムQ10とアンチエイジングについての記事でした。

詳細はこちら
コエンザイムQ10の様々なアンチエイジング効果について

前回の記事では、抗酸化作用やアンチエイジング作用、認知機能の改善や慢性疲労について触れました。

ところで皆さんは運動は普段からしますか?

アメリカではもちろん人にもよりますが、ジムに通っている人が多いです。
僕が行っているLAフィットネスというジムは月40ドルくらいなんです!

施設もとても広くて、器具も半端ない数あって開放感あります。
月40ドルで安いですし、多くの人が通う理由がなんとなくわかる気がしました。

話がそれましたが、本日はコエンザイムQ10と運動の関係性、安全性についての記事を書きたいと思います。

どうやら運動パフォーマンスが向上しそうですよ!

コエンザイムQ10の運動に対する効果

高齢ラットを用いた動物実験では、トレッドミルで の走行時間をクロスオーバー試験で評価したところ、還元型 CoQ10 摂取群で走行時間が有意に延長したこ とが示されています。

人を対象として研究では、オリンピックを目指しているアスリート100名が対象となり還元型コエンザイムQ10の効果が検討された報告があります。

実験 群には還元型 CoQ10 300 mg/日を 6 週間摂取させ、プ ラセボ群と比較されました。
プラセボとは有効成分を含まない物質のことです。

その結果,血漿乳酸値が 4mmol/ ml に達したときの最大運動強度(ペダル踏み運動器で 測定)はプラセボ群より有意に増加したことが示され た。

バランスの取れた食事をとり、トレーニングを積 んでいる若いアスリートにおいても運動能力の向上が みられたことは、還元型 CoQ10 の継続的な摂取による ミトコンドリアの電子伝達系の効率化や抗酸化作用に より運動能力の向上が見られたものと推測されています。

この実験はアスリートを対象にした実験でしたが、一般人にも同様の結果が出ることが予想されます。

継続したトレーニングを行っていればコエンザイムQ10の摂取により、骨格筋の機能や筋肉中のミトコンドリアの量と質を高め、強いては運動機能を向上させることができると考えられます。

コエンザイムQ10の安全性

サプリメントは基本的には安全性が高いとは言われていますが、副作用が軽視されているところはあると思います。

この論文の筆者もコエンザイムQ10の安全性について調べたようです。

コエンザイムQ10の摂取量

健常者を対象として CoQ10 を 300 mg/日、4 週間摂取で安全との評価がなされているようです。

また、前回記事のアンチエイジングについて調査された上島町の100~120 mg/ 日、2 年間摂取研究においても、血液生化学検査で摂 取前に比較して悪化が認められる項目はありませんでした。

基本的に長期で服用しても安全と考えていいものと考えていいと思われます。

CoQ10 などのサプリメントは,慢性疾患を有する患者 での服用も想定されます。

糖尿病薬および降圧剤との併用での安全性評価試験が報告されており、いずれも安 全性の問題は見られなかったそうです。

しかも、コエンザイムQ10と糖尿病薬との併用 では HbA1c の低下,降圧剤との併用では血圧と肝機 能マーカーの有意な改善が示されていたそうです。

長期で使用しても安全性に問題はなく、糖尿病や降圧薬と一緒に内服しても問題なく、併用することによって血糖や血圧の値も改善してしまうとは素晴らしいですね!

またこの論文の中では1例薬剤性肺炎の報告があったと記載されていますが、他の様々な薬剤が起因となっている可能性も高いのではと考えられています。

しかし、健康食品やサプリメントでの肝障害が報告されていることもあり、完全に安全なものとは盲信しないほうがいいのは間違い無いですね。

まとめ

本日はコエンザイムQ10と運動への効果、安全性についての記事でした。

運動習慣のある人がコエンザイムQ10の継続摂取することにより、骨格筋の機能が上がりミトコンドリアの質や量が上がることによって運動機能が向上します。

アスリートや運動で何か結果を出したい人にはもってこいのサプリメントですね!

僕もロサンゼルスでジムに通うことが多いのですが、コエンザイムQ10試してみようかななんて思いました。

前回のアンチエイジング、認知機能改善効果、慢性疲労に対する効果があることも考えると、ますます飲んでみたくなりますね。

しかも安全性もかなり高いと言われています。

糖尿病や血圧の値も同時摂取により改善したら、かなり嬉しいですよね。

参考文献:
菅野 直之.コエンザイムQ10 .日歯周誌2017;59(2):63-67