癌の予防効果がある?アントシアニンサプリメントの可能性について

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アントシアニンの癌予防効果について

はじめに

本日もアントシアニンについての記事ですね!

サプリメントとして既に飲んでいる人も多いのではないでしょうか。

アントシアニンの効果はかなり多いので、論文検索していてもたくさん出てくるんですよ。

既にアントシアニンの眼への効果や脂肪燃焼効果についての記事を作りましたが、本日はアントシアニンの癌の予防効果についてですね。

なんと既に細胞・遺伝子レベルの研究においては、多種類の癌細胞に対しての抑制効果があることがわかっています。

更に動物実験においては、大腸がん、食道がん、乳がん、皮膚がん、肺がんなどの様々な癌に対して抑制効果があることがわかっています。

人においては動物実験のような発癌抑制効果の結果はまだ得られていません。

ただ、生体酸化損傷などに関するマーカーの改善効果が得られており、継続して使えば癌の予防効果があるのではと考えられています。

アントシアニンの細胞・遺伝子レベルでの研究

かなり専門的な内容になるので詳細は省いちゃいますが、既に細胞・遺伝子レベルにおいては、アントシアニンが様々な標的分子に働いて、発癌、炎症、癌転移、アポトーシス(細胞死のこと、生体をより良い状態に保つために行います)の制御を行うことがわかってきています。

さらに、アントシアニンが多くのがん細胞株の増殖に対し抑制効果を示しているそうです。

検討されたがん細胞は、ヒト外陰がん細胞(A431)、ヒト胃がん細胞(AGS)、ヒト結腸がん細胞(CoCa-2, HCT116, HT29)、T白血病細胞(Jurkat)、ヒト肺がん細胞、(LXFL52L, NCIH460)、ヒト乳がん細胞(MCF-7)、ラット乳がん細胞(RBA)、ヒト前立腺がん細胞(LNCaP)、ヒトグリア、芽細胞腫(SF-268)、ヒト単球性白血病細胞(U937)、ヒト急性前骨髄白血病細胞、(HL-60)、ヒト子宮がん細胞(HeLa S3)、ヒトロ腔がん細胞(CAL, KB)などがあります。

遺伝子・細胞レベルでの効果にはなりますが、数えきれない程の細胞・遺伝子に対しアントシアニンが有効性を示しているようですね。

アントシアニンの実験動物への効果

遺伝子・細胞レベルでの効果は明らかなようですが、実験動物レベルだとどうでしょう。

ラットやマウスなどの実験動物を用いて、アントシアニンが大腸がん,食道がん,乳がん,皮膚がんや肺がんなどの発生に抑制効果があると報告されているそうです。

例えば、

大腸がんにおいては,ムラサキイモ,アカキャベツやムラサキトウモロコシのアントシアニンエキスを,食餌の5%水準で36週間ラットに投与すると,ラットの腺腫瘍の発生率が著しく低減したそうです。

実験動物レベルにおいても、様々な癌細胞に有効性を示していますね。

アントシアニンの人への抗癌効果について

遺伝子・細胞レベル、更には実験動物レベルでもアントシアニンの抗がん効果の有効性は示されています。

一番気になるところの人間についての有効性はどうでしょうか。

イタリアにおいて805人の喉頭がん・咽頭がん患者,2081人の非がん患者によるケースコントロール研究が行われました。

アントシアニンの摂取は,喉頭がん・咽頭がんリスクの低減と有意の相関関係が認められなかったそうです。

残念ながら人については、実験動物のように明らかな有効性は未だ示されていないということです。

ちょっと残念ですね・・・。

ただ、朗報もあります。

アントシアニンの摂取により、生体酸化損傷などに関するマーカーの改善効果が報告されているとのことです。

ドイツでは、アントシアニンやポリフェノールが豊富な果物ジュースを愛用する集団は、そうではない集団に比べると酸化DNAの低下および還元グルタチオンの顕著な増加が認められたそうです。

つまりマーカーの改善効果があるということは、アントシアニンを継続使用することで、癌の予防効果がある可能性もありえますね。また、今後研究がすすむにつれて人間においてもアントシアニンの抗がん効果が明らかになる可能性もあります。

まとめ

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本日はアントシアニンの抗がん効果について記事にしました。

今後、研究がすすむにつれて人においても有効性が明らかに証明されることを願っています。

眼や脂肪燃焼への有効性だけでなく、抗がん効果もあるとしたらアントシアニン飲むしかないですね!

アントシアニンサプリメントを飲み続けると何かしらいいことはありそうな気がしてきましたw

アントシアニンと眼への有効性についてはこちら

taromental.com

アントシアニンと脂肪燃焼についてはこちら

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参考文献:

侯徳興.アントシアニンのがん予防機能について.Functional Food2014;8(2):93-98