アントシアニンサプリメントの眼への効果と抗酸化作用について

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アントシアニンの眼への効果と抗酸化作用

はじめに

本日サプリメントについての記事を書きたいと思います。

アメリカにいるとサプリメントがたくさんあるので、ついつい効果を調べて記事にしたくなってしまいますw

本日はアントシアニンというサプリメントをテーマにしたいと思います。

日本でも売っているので、聞いたこともある人が多いでしょうか。

アントシアニンには活性酵素の一種であるスーパーオキシドを除去する抗酸化作用があります。

その抗酸化作用によって、眼に良く、心臓の血管の保護、糖尿病予防、肥満抑制、および抗腫瘍作用をもつことが報告されています。

かなり幅広い効果がありますね!

本日は、特に眼についての効果についての論文、報告を調べてみました。

アントシアニンとは

アントシアニンは植物界において広く存在する色素です。

僕達は野菜や果物といった食物から摂取していますね。

アントシアニンを含む食材は赤〜紫色をしていて、ブルーベリーなどのベリー系の果物や赤いリンゴ、ブドウ、ワインなどに含まれています。

もともとは、このような色素は植物にとっては外敵から身を守るためのものだそうです。

この色によって視覚的に威嚇を与えたり、強い光、風や感染などに対し抵抗力を発揮すると言われています。

確かに、リンゴとかベリーって赤とか紫色で明るい色をしているから、色的に鳥とか草食動物に対し威嚇しているような色ですよね。実際は食べられてますけどw

 アントシアニンと抗酸化作用について

アントシアニンには抗酸化作用があると言われています。

人間の細胞が正常に働くにはミトコンドリアなどにおける細胞内呼吸やその他の代謝が必要ですが、その活動に際し活性酵素と呼ばれる反応性の高い分子が作られます。

これは細胞が生きていく上で必ず生じるものですが、病的な状態では活性酸素がたまってしまいます。

活性酸素がたまっていくことによって、細胞内のDNAや蛋白が変性してしまうんです。

活性酸素も溜まりすぎると体にとって害になっちゃうんですね。

なんとアントシアニンには、活性酸素の一種であるスーパーオキシドを除去する抗酸化作用があるんです。

溜まりすぎた活性酸素を取り除いて欲しいですね!

アントシアニンの眼への効果の論文

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ブルーベリーが眼にいいというのは僕もなんとなく聞いたことがありましたが、アントシアニンによる効果なんですね。

ところでパソコンを使って長時間作業したり、ネットサーフィンしていると眼って結構疲れません?ドライアイを自覚する方もいるかと思います。

ある実験では、88名の眼精疲労を訴える20~40歳の参加者をラン ダムに2群に分け、ビルベリー抽出物(480mg/日,アントシアニン36%含有,わかさ生活)のカプセルもしくはプラセボカプセルを8週間毎に摂取してもらい、VDT作業後の疲労について他覚的,自覚的データを解析しました。

VDT作業(ブイ・ディー・ティーさぎょう)とは、ディスプレイを持つ画面表示装置、言い換えるとVDT (Visual Display Terminals)を用いた作業のことです。

プラセボというのは偽薬と言われ、効き目のある成分が何も入っていない薬です。

VDT作業後には検査の値が低下しており、単に自覚的に見えづらくなるだけでなくデータでも眼の機能が低下したことがわかりました。

しかし、8週後に再度VDT作業前後で測定するとビルベリー抽出物を継続的に摂取していた群は、VDT作業後の検査の値の低下が少なかったそうです。

また自覚的にも、ビルブリー抽出物を摂取していた群は、ドライアイの自覚や二重に見える事、不快感のスコアの増加が少なかったそうです。

8週後のVDT作業後の眼の疲労感、眼痛、眼が重い感じ、不快感、異物感のスコアもプラセボ群よりもビルベリー抽出物摂取群では低かったそうです。

研究の対象になった人数が多くはないですが、アントシアニンが含まれるビルベリー抽出物を飲むことによってVDT作業後の眼精疲労の自覚的、他覚的な改善の効果がある可能性が高いことがわかりますね。

まとめ

本日はアントシアニンの抗酸化作用、特に眼への効果についてお話しました。

報告から考えるに、アントシアニンを含むサプリメントを飲み続けることによって、眼の疲れや痛みなどの自覚症状が改善しそうですよね!

眼の症状で悩んでいる人は、アントシアニンのサプリメントを検討してみてはどうでしょうか。

アントシアニンは抗酸化作用があるため、効果は眼だけではありません。

心臓の血管の保護、糖尿病予防、肥満抑制、および抗腫瘍作用といった作用も報告されているんですね。

今後、眼以外の効果についてもブログで記事にできたらと考えています。

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参考文献:

小沢 洋子.アントシアニン.あたらしい眼科2018;35(6):735-739